生産者
SANUKI PRODUCER

生産者の紹介

生産者情報

株式会社 おさかな工房まるせん
住所
高松市茜町4-41
営業時間
10:00~18:00
電話番号
明治10年に小売商をはじめ、昭和27年4月に創業した高松市中央卸売市場内の仲卸業者・株式会社丸千の加工部門として平成28年10月に設立。長年の仲卸業で培った経験に裏打ちされたプロの目利きで、品質の良い新鮮な瀬戸内産の真鯛を選別。穏やかな瀬戸内海の恵みと製塩業で栄えた讃岐ならではの伝統食を未来に伝えていくことをミッションとしている。鯛の濱焼きの普及に努める他、讃岐さーもんやオリーブハマチなどその他鮮魚の加工も行っている。
讃岐の伝統食を今に伝える
古くは平安時代、製塩業で栄えた香川で塩田の中に瀬戸内で獲れた魚を入れたことが鯛の濱焼きの始まりといわれている。江戸時代には幕府への献上品としても用いられた鯛の濱焼きは、塩田の専売が明治38年(1905年)に廃止されたことをきっかけに一旦途絶え、大正・昭和にかけて復活。1つひとつを手作業で仕上げる、昔ながらの製法を今に受け継いでいる。真鯛は重さごとに天然と養殖から選べ、シーズンには讃岐さーもんの濱焼きも注文可能。
細やかな職人技で鯛の形を再現
真鯛ははじめに内臓を取り出しているので、蒸している間の身崩れ防止に鶏卵を詰めている。卵が割れてしまわないように、そして蒸した後の乾燥のために吊り下げた時に巻きが緩くて魚が落ちてしまわないように、細い縄を使って絶妙な力加減で鯛を縛るのはまさに職人技。鯛の濱焼きは今治や尾道などの瀬戸内海沿岸の他の地域でも見られるが、鯛を包み込んだワラを鯛の形に成形しているのは香川県だけ。

サービス形態

✔︎ ネット販売
✔︎ 電話/FAX注文
FAX:087-894-0735
✔︎ メール注文

この生産者が作る生産物

【鯛の濱焼き】瀬戸内産真鯛の旨味が凝縮された、讃岐の塩田が育んだ伝統食