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商品情報の紹介

【鯛の濱焼き】瀬戸内産真鯛の旨味が凝縮された、讃岐の塩田が育んだ伝統食

商品情報

生産者
株式会社 おさかな工房まるせん
販売期間
通年
香川県で水揚げされた新鮮な真鯛をプロが目利きし、活締めにこだわって自社工房で職人が稲わらを手編みした菰(こも)に包んで蒸した「鯛の濱焼き」は、讃岐の風土や瀬戸内の恵みが育んだ伝統食。塩の生産が盛んに行われていた香川では、平安時代より塩釜を利用した「鯛の濱焼き」が作られていた。塩田の廃止と共に1度は失われた濱焼きの文化が長年の研究の末に昭和初期に新たによみがえり、その伝統を今に継承。約2時間蒸した真鯛をすぐ冷まし、約3時間かけて乾燥させることで真鯛の表面にまぶしたうす塩とほんのりとワラの香りが身に移り、ギュッと凝縮された旨味としっとりとした食感に。現代風に薄味で仕上げているのもポイント。
鯛の濱焼きの美味しい食べ方
付属の説明書を見ながらワラで編んだ菰を外して、身をほぐしてまずはそのまま。真っ白な身には粗塩の塩分が程良く浸透し、鯛の上品な味わいを引き立ててくれる。蒸し器に菰を敷いてほぐし身を蒸しなおすとさらにワラの風味が移り、さらに美味しく楽しめる。また、ほぐし身とダシ、調味料を入れて炊く簡単鯛めしやウロコが付いたままの皮を食べやすいサイズにして油で揚げる鯛の皮せんべいなど、濱焼きの魅力を余すところなく味わえる簡単アレンジレシピもHPで公開中。
真鯛とワラがほんのり香る、濱焼き玉子
真鯛のお腹の中で一緒に蒸し上がった玉子は、その独特の食感と風味にファンも多い隠れた主役。白身にもっちりと弾力があり、黄身もほろほろとゆで玉子とは違った魅力。お腹に玉子がたくさん入っていることから「子宝に恵まれる」と縁起物としても知られている。鯛の濱焼きならではの真鯛とワラの香りが移った濱焼き玉子をもっと食べたいという声にお応えして、鯛のお腹の中に入った玉子以外に別添えで5個の濱焼き玉子付きで提供。殻についた瀬戸の粗塩と一緒に召し上がれ。

商品サービス形態

✔︎ ネット販売
✔︎ 電話/FAX注文
FAX:087-894-0735
✔︎ メール注文

生産者の紹介

生産者情報

株式会社 おさかな工房まるせん
住所
高松市茜町4-41
営業時間
10:00~18:00
電話番号
FAX
087-802-6603
明治10年に小売商をはじめ、昭和27年4月に創業した高松市中央卸売市場内の仲卸業者・株式会社丸千の加工部門として平成28年10月に設立。長年の仲卸業で培った経験に裏打ちされたプロの目利きで、品質の良い新鮮な瀬戸内産の真鯛を選別。穏やかな瀬戸内海の恵みと製塩業で栄えた讃岐ならではの伝統食を未来に伝えていくことをミッションとしている。鯛の濱焼きの普及に努める他、讃岐さーもんやオリーブハマチなどその他鮮魚の加工も行っている。
讃岐の伝統食を今に伝える
古くは平安時代、製塩業で栄えた香川で塩田の中に瀬戸内で獲れた魚を入れたことが鯛の濱焼きの始まりといわれている。江戸時代には幕府への献上品としても用いられた鯛の濱焼きは、塩田の専売が明治38年(1905年)に廃止されたことをきっかけに一旦途絶え、大正・昭和にかけて復活。1つひとつを手作業で仕上げる、昔ながらの製法を今に受け継いでいる。真鯛は重さごとに天然と養殖から選べ、シーズンには讃岐さーもんの濱焼きも注文可能。
細やかな職人技で鯛の形を再現
真鯛ははじめに内臓を取り出しているので、蒸している間の身崩れ防止に鶏卵を詰めている。卵が割れてしまわないように、そして蒸した後の乾燥のために吊り下げた時に巻きが緩くて魚が落ちてしまわないように、細い縄を使って絶妙な力加減で鯛を縛るのはまさに職人技。鯛の濱焼きは今治や尾道などの瀬戸内海沿岸の他の地域でも見られるが、鯛を包み込んだワラを鯛の形に成形しているのは香川県だけ。

生産者サービス形態

✔︎ ネット販売
✔︎ 電話/FAX注文
FAX:087-894-0735
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