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香川ブランドハマチ三兄弟の長男「ひけた鰤」
東かがわ市引田の安戸池はハマチ・ブリ養殖の発祥地で、香川ブランドハマチ三兄弟の長男「ひけた鰤」を生産しています。
今回は、引田漁業協同組合参事の川崎さん(下記写真)と体験学習館マーレリッコ(株式会社ソルトレイクひけた)の六車さんにお話を伺いました。
養殖の特徴は?
引田漁協では、4月~12月にかけて、ひけた鰤の養殖を行っています。
ひけた鰤の養殖は、深さ20m以上、幅25m四方の“大型”小割生け簀が特徴です。大きな生け簀の中でストレスなくのびのびと泳ぐことができるため、しっかりエサを食べ4kg以上の大きなブリへと成長します。また、ブリが深くまで潜れるので、浅い層で発生しやすい赤潮の被害を軽減できます。
自慢できることは?
しっかり運動してしっかりエサを食べているので、脂のノリが良く身がグッと引き締まっています。また、食べ残しが少なく環境に配慮した給餌方法と、引田漁協公式サイトでのトレーサビリティの公開など徹底した安全安心へのこだわりが自慢です。
ひけた鰤を手に入れるには?
今年も大きく育ったひけた鰤が、一部店舗で11月初旬から販売され、12月からは本格的に店頭に並ぶ予定です。最近では、調理しやすいフィレ(三枚おろしにして真空パックに入った状態)も販売されています。(株)ソルトレイクひけたでは通信販売も行っていますので、一度お求めになってみてはいかがでしょうか。
おいしい食べ方は?
腹の部分に一番脂がのっていて、背の部分はさっぱりとした味わいを楽しむことができます。そのため腹部分はお刺身に、背の部分は照り焼きに向いています。
また、よく動くしっぽ部分は繊維が細かく身がしまっているため、薄く切ってしゃぶしゃぶや、天ぷらにして食べるのがおすすめです。
フィレの賞味期限は、冷蔵で4日ほどです。買ってすぐのコリコリとした食感もおいしいですが、2,3日熟成させることでうまみが増しまた違ったおいしさを味わえます。
歯ごたえとうまみ、お好みで食べ比べてみてください。
11月に旬を迎える県産食材は下記の香川県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/nouki/tisan/ajiwau/index.html
※上記写真は、体験学習館マーレリッコ(安戸池)でのエサやり体験の様子です。