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第2回移住就農ツアーを開催しました!
香川県に4つある農業改良普及センター(東讃・小豆・中讃・西讃)では、農業者に対して技術・経営指導・相談、農村活性化の支援など様々な活動を行っています。
今回は、そんな農業改良普及センターからのここだけ情報「現地情報」より、10月8日、9日に開催された第2回「かがわへIJU de 就農ツアー」の一部をご紹介します。
第2回移住就農ツアーを開催しました!
10 月8日~10 日の3日間、県農業経営課の主催により、三豊市と高松市において「かがわへIJU de 就農ツアー」が開催されました。このツアーは、本県に移住就農した方の経験談や里親との交流、農作業体験を通じて、香川への移住就農を促す目的で開催されているもので、昨年に引き続き2 回目の開催となります。
ツアーには、関東や関西から11 名の参加があり、年齢は10 代から50 代までと幅広く、うち夫婦や姉弟での参加が3組ありました。
三豊市での受入は最初の2日間で、アドバイザーとして三豊市内の移住就農者3名、里親2名のほか、県地域活力推進課、三豊市、西讃普及センター等の職員が参加しました。
1日目は、三豊市財田町の古民家カフェ「季(とき)」で交流会が開催されました。初めに、県や市から就農状況や移住支援事業の説明をした後、移住就農者から体験談を話していただき、その後、移住就農者と里親がセットになって3班に分かれ、ツアー参加者が各班を回りながら移住就農の体験や就農にかかる経費、苦労話など生の話を聞きながら交流しました。
2日目は、朝から三豊市内の里親の農場2カ所を訪問し、西洋野菜栽培の取組内容の説明やトラクターの乗車体験、アスパラガスの収穫体験を1人1畝ずつ行いました。参加者からは、栽培から売り先までひっきりなしに質問が飛び交う充実した体験会になりました。
午後からは、三豊市内の空き家3戸を巡り、移住に必要な住居・生活やリノベーションのやり方を具体的にイメージしていただきました。
参加者からは、「すべて移住就農の参考になることばかりでした」、「実際にかかる費用や投資額が分かり移住のイメージがわきました」、「農家の人柄がよかった」、「農家訪問や収穫体験がとても良かった」、「香川の果実がおいしいのでもっとPR して認知度を高めるべきだ」などの感想が聞かれ、ツアーの内容に満足している様子でした。
昨年のツアーでは、3名の方が移住して1名の方が移住就農に向けての研修を行っていますが、今回のツアーでも三豊市に移住して就農を希望する方がいます。普及センターでは、移住就農希望者が農業者として自立できるよう、関係機関と連携して支援します。