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県魚「ハマチ」と県オリジナル野菜「食べて菜」の出前授業を開催!
香川県では、学校給食における食材費の高騰が続く中、各市町等において毎月5日間を「かがわ印給食ウィーク」と設定し、県産農水産物を積極的に利用した学校給食を提供する取組みに対して、食材費の一部助成を今年1月から行っています。
その取組みの一環として、令和6年2月19日(月)、綾川町立滝宮小学校4年生40名余りを対象に、第2回目となる出前授業を実施しました。
滝宮小学校4年生を対象に出前授業を実施
県農政課職員が県産農水産物の紹介や地産地消のメリットなどを説明し、県魚「ハマチ」と県オリジナル野菜「食べて菜」の生産者等が授業を行いました。
さぬき海の幸販売促進協議会 さぬき海の幸応援隊長の西森夏樹さんは、香川県はハマチ養殖発祥の地でありハマチは県魚に指定されていることや、県ブランドハマチ3兄弟についてそのこだわりと特長を紹介されました。
食べて菜の生産者である佃俊子さんは、食べて菜は県内の小中学生が名付けた県オリジナル野菜であること、栽培には病害虫を早期発見・対応することが大切であることを説明し、食べて菜はくせがない野菜なので、おかずからケーキまで色々なメニューでもっと食べてほしいと呼びかけました。
ハマチと食べて菜の実物の触れ合いでは、児童たちは、こわごわとハマチ一尾を持ち上げ重さと感触を確かめ、食べて菜のしっかりと伸びた根や種の小ささに驚いた様子でした。
児童たちと生産者が交流給食
当日の給食には、「ハマチの照り焼き」や「食べて菜のごまあえ」をはじめ県産農水産物を豊富に使用したメニューが並びました。
多くの児童から「今日の給食は美味しかった、もっと県産食材を食べてみたい」との声があり、普段は魚が苦手な児童も、当日のメニューをおいしく完食できました。
県では今後も、食を通じた子育て支援の充実を図るとともに、県産農水産物の消費を拡大することにより、生産者の経営継続を下支えする取組みを行っていきます。