特集
TOPIC

愛をこめてつくったイチゴをたくさん食べてほしい

2021.03.26

県内全域で栽培されているイチゴ。県オリジナル品種である「さぬきひめ」を中心に、その魅力が広がっています。今回は、観音寺市内でイチゴを栽培している観音寺地区いちご部会部会長の冨永篤志さんのイチゴハウスにお邪魔し、その魅力を伺いました。

冨永さんが実践するイチゴ栽培のポイントは、病害虫の発生しにくい栽培環境を整えることや土(培土)に不足しがちな養分を補うために土壌改良資材を活用することです。また、これからイチゴの生育が旺盛になるにつれて、古い葉や余分なわき芽を取り除く作業が本格的になり慌ただしくなるそうですが、日々イチゴと向き合い、品質の良いイチゴづくりに励みたいと仰っていました。

 

気になる今年の生産量は、昨シーズンより多いと予想。今後、病害虫が発生しやすい時期になりますが、冨永さんをはじめ、観音寺地区いちご部会の皆さんは、病害虫の早期発見・早期防除を心がけ、高品質なイチゴを生産されていきます。

今後の目標は、部会の目標である「栽培面積の増加、収穫量の増加」とのこと。新しいイチゴ栽培者の方も含め、現在約45人の部会員で栽培されていますが、JAや県などと連携して、均質で安定したイチゴを供給できるよう、技術向上に取り組んでいきます、と意気込みを教えていただきました。

 

愛をこめてイチゴを栽培されている冨永さんのオススメの食べ方は、もちろん、そのまま食べることでした。完全に着色した鮮やかな赤色の時期に収穫されているイチゴ「さぬきひめ」の甘みを堪能してみてください。