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児童がタマネギの植付け作業を体験
2022.12.06
香川県に4つある農業改良普及センター(東讃・小豆・中讃・西讃)では、学校給食における地産地消や地域農業への理解促進を図るため、市やJAなどの関係機関と連携し、小学校での出前授業や農作業体験などの食育活動に取り組んでいます。
そんな、農業改良普及センターからのここだけ情報「現地情報」より、三豊市で11月22日に開催されたタマネギの植付け作業体験をご紹介します。
児童がタマネギの植付け作業を体験
11月22日、三豊市立大見小学校の3年生19名が、タマネギの手植えと機械植えの作業を体験しました。
手植え作業では、1人50本の苗を持ち、植え付ける部分に人差し指で穴をあけた後、根を丁寧に入れて植付けました。始めは、「うまく植えられない」と言っていた児童も「人差し指で穴をあけるのが気持ちいい」と夢中で植えていました。
また、機械植えの作業では、園主の永井さんとペアーで定植機の座席に座り、カップに苗を1本ずつ投入していきました。児童は、「次々と回ってくるカップに苗を入れる作業は、競争しているみたいで楽しい」、「苗が次々と植えられて行くのがすごい」などの声が上がりました。
農業改良普及センターからは、タマネギの歴史や栽培方法などについて、クイズを交えながら説明しました。児童からは「この田んぼはどのくらいの時間で植えられますか」、「機械はいくらしますか」、「永井さんは何年前からタマネギを作っていますか」、「タマネギができたらどうするのですか」など次々と質問があり、地元特産のタマネギを知ることのできる学習となりました。
今回、植え付けたタマネギは、来年5月末に収穫体験をするとともに、学校給食で使用されることとなっています。普及センターでは、これからも関係機関と連携し、食育の推進や地元農業者の地域貢献への取組みを支援します。