特集
TOPIC
今だけ!新鮮な旬の味 エダマメ
夏の代名詞ともいえるエダマメは、観音寺市や坂出市で多く栽培されています。
今回は、観音寺地区豆類部会の高谷部会長にお話しを伺いました。
★ 部会でのエダマメ生産の状況は?
約40軒の農家で5haを栽培し、年間約30tを県内および関西圏を中心に出荷しています。この地域は、レタスやブロッコリーなど冬野菜の栽培が盛んで、作業が少ない夏場の作物としてエダマメを栽培している方がほとんどです。私の経験では、エダマメ栽培後のほ場は冬野菜の生育が良好です。
2月下旬から5月中旬にかけて種まきを行い、6月、7月をピークにお盆頃まで出荷が続きます。
★ 栽培や収穫作業で気を付けていることは?
生育時期には、カメムシやアブラムシなど害虫が付きやすいため、草刈りなど適切な管理を心がけています。
鮮度保持のため、気温の低い早朝に熟期を見極めながら株ごと収穫します。
収穫後は、JA香川県三豊地区営農センターで、洗浄、選別、調整作業の支援がありますので、鮮度の高い商品を消費者の方々へお届けしています。
★ オススメの食べ方
オススメは、焼き枝豆です。さやごと塩をまぶし、魚焼きグリルやフライパンで火が通るまで焼くと、香ばしく旨みが凝縮します。
茹で枝豆や、かき揚げなども美味しいですよ。
これからの暑い夏、ビールのおつまみに、食卓の一品に、おやつにもってこいです。
★ 消費者へのメッセージ
コロナ禍で県内家庭向けの出荷を増やしており、従来の袋入りのほか、家庭用に最適な300gパック(右写真)を昨年から県内スーパーで販売しています。
冷凍のエダマメは年中手に入りますが、新鮮な生のエダマメが味わえるのは旬の今だけです。
食感・風味が格別なので、ぜひ味わってください。
7月に旬を迎える県産食材は下記の香川県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/nouki/tisan/ajiwau/index.html