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三豊市立下高瀬小学校の児童が「おいでまい」を収穫体験!

2022.10.28

香川県に4つある農業改良普及センター(東讃・小豆・中讃・西讃)では、農業者に対して技術・経営指導・相談、農村活性化の支援など様々な活動を行っています。

そんな、農業改良普及センターからのここだけ情報「現地情報」より、三豊市で10月18日に開催された「おいでまい」収穫体験をご紹介します。

今までの「現地情報」はこちら


 

三豊市立下高瀬小学校の児童が「おいでまい」を収穫体験!

三豊市立下高瀬小学校は、地元の有志による「下高瀬子供すこやかボランティア」の支援を受け、オリジナル品種「おいでまい」を使った”お米学習”に取り組んでいます。

今年は5年生36名が、6月24日にみんなで田植を行い、アイガモを使って除草するなど丹精込めて育てたほ場で収穫体験を行いました。

収穫当日は、まずボランティア代表の真鍋さんから、これまでの栽培管理を交えて挨拶をしていただいた後、普及センターから鎌の使い方と注意点、結束の仕方などを説明しました。

児童たちは、ボランティアの方から指導を受けながら恐る恐る稲株を刈り始めましたが、刈り終わる頃には「もっと刈りたい」と声が上がるほど、上手に刈り取っていました。

その後、事前に用意していた稲束を足踏み脱穀機で脱穀し、脱穀機で稲穂から籾が取れると歓声が上がったほか、脱穀した籾を手動の唐箕(とうみ)で選別することも体験しました。

児童からは「楽しかった」、「昔の人の作業の苦労が分かった」、「自分で田植して稲刈りしたお米は美味しいと思う」などの感想が聞かれました。
今後は、”お米学習”の一貫として11月の本門寺(三豊市三野町)で開催される「大坊市」で、児童がお米を販売することとしています。

普及センターでは、引き続き農業体験などを通して、農業への理解を深める取組みを支援します。