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こだわりの朝採りスイートコーンは甘くて栄養たっぷり

2021.06.18

近年、香川県で栽培広がっているスイートコーン。主に露地で栽培され、京阪神を中心に出荷されています。  今回は、坂出市松山の洋菜部会がおこなった、収穫前の生育確認巡回に同行させてもらいました。

スイートコーン栽培は適度な水分が必要なので、水持ちの良く灌水しやすいほ場を選んでいます。当部会では農協と協力して栽培ほ場を巡回し、土寄せや病害虫の発生、収穫時期などを確認し、全体で栽培技術を磨いています。
また、収穫作業では350g以上の3Lサイズを基準に、出荷は朝10時までの朝採りにこだわっています。トウモロコシは夜間に糖分を蓄えるので、最も甘くなる早朝に収穫することで、糖度が平均17度と、フルーツ並みに甘いスイートコーンを出荷しています。

 

今年の生産状況は、3月が好天候だったので生育は順調に進んでいますが、梅雨入りが早い見込みですので例年通り5月27日頃から出荷が始まり、6月初旬から6月末が本格的な出荷になります。今年は松山地区で15名が約57ha栽培し、昨年より2割増の800tの出荷を目指しています。

 

そのまま生でも、茹でても焼いてもおいしいですが、一番のオススメは素材の美味しさが際立つ蒸しトウモロコシです。ラップで包んで、電子レンジで500w5分加熱もいいと思います。そのままおやつとして、甘さを生かしてサラダやスープ、カップケーキなどスイーツにもオススメです。

 

年々、栽培面積が広がっている県産スイートコーンですが、認知度はまだまだです。今後もブランド化を目指し、協力して高品質なスイートコーンを生産していきます。