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「継続は力」を合言葉に地域を守る

2021.10.01

香川県の主な水稲の品種は、おいでまい、コシヒカリ、ヒノヒカリ、あきさかりなどです。
今回は、東かがわ市の水主(みずし)地区で特別栽培米「水主米」を栽培する間嶋亨(ましまとおる)さんにお話しを伺ってきました。

特別栽培米「水主米」とは、水主地区で栽培された「コシヒカリ」で 、かつ決められた栽培基準(有機質肥料と減農薬)で育てられた安心安全なお米です。
平成29年に「水主米」を商標登録し、今年は22名の生産者が26haの面積で栽培しています。

水主地域は、本宮山、那智山、虎丸山の三山に囲まれ、夏場の寒暖差が大きく水はけのよい地形と三山からの伏流水に恵まれ、古くから米どころとして有名でした。
受け継いできた水主の米を守りながら、「水主米」を中心に地域の活性化活動を行っています。

おいしい米づくりには、土づくりとムリをしない適切な栽培が大切です。
土づくりとして、コーン完熟たい肥で土をふかふかに、土壌改良資材でミネラルを補給しています。また、夏場に追肥が必要ですが、収量を多くとるために過剰な肥料を散布するのではなく、生育状況にあった栽培を心掛けています。

 

もちろん、私一人では「水主米」ブランドを継続することはできません。
約60名が参加する「水主の農業を考える会」では、生産者別の立毛(生育状況)、食味、品質の3項目を評価する共励会を30年近く開催し、栽培技術の平準化が図られています。
生産状況は気象に左右されることもありますが、共励会を始めてから自分のお米を客観的に評価することができ、地域全体の品質は向上しました。まさに「継続は力なり」ですし、米作りと地元への愛情が活動の源だと思っています。

今年は、例年並みの8月11日から収穫スタートしましたが、8月中旬からの天候不順でその後の収穫は大幅に遅れました。しかし、収量は多く、品質も良いです。くず米が少なく実太りのよいお米が収穫できました。
「水主米」は東かがわ市のふるさと納税の返礼品にも選ばれており、地元の産直で購入できるほか、インターネットでも購入できます。右図の緑のマークが目印です。
地域の活動については、Facebook「水主地区活性化プロジェクト ももそひめの会」も見てみてください。

 

 


10月に旬を迎える県産食材は下記の香川県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/nouki/tisan/ajiwau/index.html