讃岐の郷土料理
LOCAL CUISINE

切り干し大根の煮物

伝承の背景

主な伝承地域
香川県全域

冬の日差しに照らされて、農家の軒先にたくさん干されていた切り干し大根は、一年中副食として利用でき、煮物や、汁の実、三杯酢につけはりはり漬にするなどして食べられていました。今も、その味は、個々の家に受け継がれています。

伝承一口メモ

大根の干し方としては、たこ干し、短冊切りにして糸に通して干す、ついて干すなどの方法がある。

レシピ

■材料(5人分)
切り干し大根 120g
濃口しょうゆ 50cc
だし汁 500cc
油あげ 1枚
砂糖 30g
酒 50cc
サラダ油 大さじ3

■作り方
1. 切り干し大根を洗い、ざるにあげて水気を切る。適当な大きさに切る。油あげは短冊切りにする。
2. 鍋に油を熱し、1.を炒める。火を弱め、だし汁を加えてふたをし、蒸し煮にする。
3. 切り干し大根の固さを見ながらしょうゆ、砂糖で味をととのえる。

レシピ一口メモ

大根と油あげのほかにたけのこやにんじん、里いも、小魚などいろいろな具を入れて作るところもある。