讃岐の郷土料理
LOCAL CUISINE

八杯(はちはい)

伝承の背景

主な伝承地域
まんのう町(琴南)

由来は、はっきりしていませんが、あっさりした味であまりにもおいしいので、ある人が8杯もおかわりしたので八杯という名前がついたといわれています。
特産物名:こんにゃく

伝承一口メモ

・煮干でだしをとり、しょうゆで濃いめに味を付け、八杯切り(太目の千切り)のこんにゃくを煮て、味をつけ、おろししょうがをのせる作り方もありますが、具だくさんのおかず風八杯をつくるところもあります。
・大根やごぼうを具に使ってもよいです。

レシピ

■材料(4人分)
こんにゃく 200g(1丁)
干ししいたけ 4枚
にんじん 80g
かんぴょう 8g
里芋 120g(4個)

【調味料】
だし(いりこのだし) 600cc
薄口しょうゆ 30cc
しょうが 少々
干ししいたけのもどし汁

■作り方
1. こんにゃくは、3等分したものを斜めに三角に薄く切る。干ししいたけは、浸る程度の水に戻し、いちょう切りにする。にんじんは、幅1cm長さ3cmの短冊切りにする。里芋は食べやすい大きさにして切る。
2. 塩でよくもみ洗いしたかんぴょうを水から入れてゆで、4cmの長さに切り結び目をつくる。
3. だし汁に干ししいたけの戻し汁を加え、1.、2.の材料を入れて煮る。煮る途中であくをとる。
4. しょうゆで味をととのえる。おろししょうがを添える。