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祝☆デビュー5周年!オリーブ地鶏
2023.03.29
オリーブ地鶏が平成30年3月に誕生してから5周年を迎えました。
オリーブ地鶏とは、オリーブ飼料を出荷前の2週間与えた県産地鶏(讃岐コーチン、瀬戸赤どり)です。
今回は、「オリーブ地鶏」の開発に県とともに取り組んだオリーブ地鶏振興会会長の三島さんにお話しを伺いました。
誕生から5周年を迎えて
香川県畜産試験場、生産者や流通業者が連携して、およそ4年の年月をかけて誕生し、早5年。今では8農場で年10万5千羽(R3年度)出荷し、四国内の地鶏で2位の出荷羽数を誇っています。
安定供給体制も整い、さまざまな地元グルメへ活用され、感謝の念に堪えません。
オリーブ地鶏の特徴は?
地鶏の「あふれる肉汁」「心地よい歯ごたえ」はそのままに、オリーブ飼料によって、一般的な飼料を与えた香川県産地鶏に比べて、旨味の素の「コハク酸」が1.2倍、「グリシン」が1.6倍含まれており、2つの成分の相乗効果で豊かな味わいを感じられることです。
オリーブの産地だから実現した地鶏です。
ブロイラーと違う飼育の工夫は?
オリーブ地鶏は、ブロイラーより3週間以上長い75日以上の期間、広々とした鶏舎でしっかり運動し、のびのびと育てています。飼育期間が長いので、病気にかからないよう、衛生管理には厳しく気を配っています。
おすすめのメニューは?
シンプルに塩こしょうで焼くのが間違いありません。その際、火が通りすぎないよう、常温に戻してから焼いてください。私のおすすめの薬味は、わさびです。まるでステーキのように、地鶏の脂の旨みをわさびが引き立ててくれます。